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グランドピアノのタッチが重くて… [修理・調整]

☆年末年始の営業時間のご案内☆
2016年の営業は、2016年12月30日(金)午後6時まで、2017年の営業開始は2017年1月2日(月祝)午前9時からとなります。

 

今年何件かお受けしたご相談。
「グランドピアノのタッチが重くて、手が痛くなってしまいます。」

一番の原因は中のアクションの関節部分の動きが悪くなってしまっているためなのですが、そうなってしまう理由も様々で、湿度の高い環境に置かれてしまったということもあれば、経年劣化的に考えられる場合もあります。そのため、新しいピアノでも、古いピアノでも、年式関係なく起こり得ます。

修理は、鍵盤を含め中のアクション一式をお預かりして行います。

DSC_0605.jpg

この写真は外した部品がなるべく元の位置に戻せるようにひとつおきに外してあります。
真ん中に載せてある部品の関節部分から突き出ているシルバーのピンがありますが、センターピンというこのピンを交換します。

関節はかたすぎてもゆるすぎても良くないので、ちょうど良いかたさになるようにします。
外した部品はびっくりするほど動きが悪いことも多いです。

すべての関節の動きをチェックして交換して、その他の修理や調整(とさらっと言ってしまうと簡単そうですが、こまごまといろいろな修理調整が入ります)もしてから、鍵盤に入っている鉛の調整もします。

DSC_0400.jpg

鍵盤に(これは白鍵なのです)3つ〇がありますが、一番左はもともと入っていた鉛、真ん中はもともと入っていた鉛を外して鍵盤と同じ材質の木で埋めたところ、そして右端は新しい鉛を取り付けているところです。

簡単にいってしまえば、ピアノの鍵盤の重さ(タッチ)は、弦を叩くハンマーと天秤になっているので、鍵盤に入っている鉛を調整することでタッチを変化させることができます。

ここまで修理すると、弾きにくかったピアノもとても弾きやすく反応も良くなります。 

これは修理の一例ではありますので、ピアノの状態やご予算に応じていろいろなご提案をさせていただくことができます。例えばかなり古いピアノでハンマーも減って、弦も錆だらけ、それでも思い入れもあるピアノなので買い替えはしたくない、という場合でも、弦交換やハンマー交換等も併せて行うことで買い替えよりもリーズナブルに、新品以上といえるくらいのピアノに生まれ変わることもできます。

当時販売されていたピアノを現在新品で手に入れることは到底不可能ですから、こういった修理もまたひとつ音楽の楽しみを広げてくれるのではないかと思います♪

-w- 

 

 

 


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