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調律師とコンサート椅子 [調律]

14963052660100.jpgコンサート椅子について。

特にコンサートの際に思う事がありまして今回はそれを少々。


写真のようなピアノ椅子、しっかりとした作りで主にご家庭にあるピアノ椅子とはまた違いますね。

コンサートの際に使う事が多いタイプの椅子ですが、高さ調整はご存知の通り円形のハンドルをクルクル回して上げ下げします。


実はこのハンドルがなかなか固いものがあります。つまり回すのに結構力がいるというものですね。

演奏をする前に演奏者ご自身が椅子の高さを調整する事がありますが、高めの座面位置がお好みの方や低めがお好みの方それぞれです。

で、時にこの固いハンドルを結構回さないといけない時があります。

そしてこのハンドルを回し続けてますと、結構手首(手)が疲れるんです

その後その手で演奏をすると思うと、なかなか負担なのではないかと。
やはり椅子のハンドル(座面高さ)を大きく動かす時は誰かにお願いした方が良いと思うのと、近くに私ども調律師がいますので是非お任せいただければと私は思います。

実際に、ほんの少しの高さ位置調整もお願いされる事があります。

これから繊細な表現をしなければならない時にすでに手に疲労感があるのはやはりマイナスでしょう。


コンサート椅子について他には、ハンドルをどちら側に回すと「高くなる」or「低くなる」も事前にお伝えするようにもします。案外とどちら側に動いているか分からなくなる事が多いです。基本的には「むこう側(鍵盤側)」に回すと低くなるようにします。

他にも、リハーサル後は「ピアノ椅子の位置を覚えておいて決して動かさない」等もコンサートの場面では重要です。

ピアノ・ピアニストの近くにいる調律師ですが、出来る事・しなければならない事は調律以外でも本当にたくさんあります。


文章:桃太郎



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