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ニカワで接着 [修理・調整]


15108146050270.jpg現在修理中のピアノ部品です。

左が通常の状態です。

対して右の部品はジャックと呼ばれる箇所がポロっと外れてしまっております。


このピアノの部品は「ニカワ」という接着剤で接着されておりましたが、この場合接着剤のニカワが切れてしまい部品が外れてしまったわけです。


古くからある接着剤のニカワ。

現在はいわゆるボンド系の物が多いですが、やはりニカワをつかうメリットは多く、弊社でもオーバーホールの際はニカワを使用します。

特にハンマーの接着などは音にも影響してきますので、扱いの大変なニカワですがこだわっていきたいポイントですよね。

細かいこだわりが積み重なって最終的に良い音になっていきます。


文章:桃太郎

スタインウェイをはじめ、ピアノのことならお気軽にご相談下さい!
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 共通テーマ:音楽

電子ピアノって…とても役に立ちますが…置けるなら、本物を。 [修理・調整]

当社では基本的に電子ピアノの修理はお受けしておりませんのであしからず。

先日ご来店いただいたお客様と、電子ピアノで弾いていても楽しくない!という話題で意気投合して盛り上がりましたが、その後お住いのマンションが楽器可だったのかどうか気になっております。

ピアノを置くことができなければ電子ピアノを使うしか選択肢がなくなるわけで。
そんな電子ピアノのペダルが以前からおかしいなと思いつつ分解。DSC_0355.jpg
ばらばら。割れてました。さすがプラスチック。

これはお仕事ではないので
大事なことなのでもう一度。
お仕事ではないので。

DSC_0357.jpg
接着♪
まるでジグソーパズル。

DSC_0358.jpg
はい完成☆

こんなこともお仕事でなければできますが、普通に修理を依頼すれば間違いなく交換になるでしょう。

それに対してピアノのペダルは数十年たっているものでもそのほとんどが交換等されることなく問題なく使用できていることを考えると、その長寿命さ、それはもともとの設計や部品の材質の良さにかかわってきますが、そのすごさには驚かされます。それはペダルに限ったことではありませんね。

もちろん電子ピアノも用途によってはとても役に立つものです。とても。本当に。


いろいろ考えて

やっぱりスタインウェイのD型を買○×△!


はい。置けるなら、本物を。です。

-w-


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ようこそ なまりパークへ [修理・調整]

ピアノのタッチを決める上で「重量」という要素があります。

ピアノ調整には様々な項目があって最終的にタッチが決まりますが、その中で「鉛(なまり)」を使った「重量調整」というものがあります。

15047682406683.jpg

鍵盤の側面に銀色した円形の物体が叩き込まれております。

これが「なまり」ですね。

写真では4種類大きさが違うものが並んでおります。

一番小さいものでチョコベビーを気持ち大きくした雰囲気。だんだんと大きくなるに伴い重量・重さが増えるわけですね。

で、この鉛を鍵盤の適所に埋め込んで適切な重量を決めます。

ピアノによって違いますけど、一例ですが「低音52グラム~高音47グラム」といった重量です。

ここでいう52グラムというのは、「52グラムの「おもり」を鍵盤先端に乗せた時に鍵盤が適切に下がる」という測り方です。重量は軽すぎても重すぎてもいけません。しかも「下がる重量」も大切ですが「上がる重量」も大切ですので奥が深い。


15047682477394.jpg次の写真はグランドピアノの内部ですが、銀色した円形の鉛、どこのあるか分かりますか?

これは、弦振動を止めているダンパーから来た付け根部品に付いています。

グランドピアノのダンパーは部品の自重によって音を止めていますので、音域によっては木部品に鉛を仕込んでいるわけです。


さて、ざーっと説明しました鉛ですが最後に補足。

鍵盤の鉛は案外と精密に入っていません。

もちろんある程度法則性をもって鉛入れがしてありますが、鍵盤一つ一つきちんと測ると結構ばらばらです。

そこで、この鉛の入っている位置や種類(大きさ・重さ)を適切に入れ直しますと、タッチはかなりの統一感をもってきます。

ただ、作業的には結構手間がかかる作業になりますので、多くのピアノでは細かい重量調整はされていない事も事実です。

ただ、弊社のオーバーホール修理ではこういった重量調整も細かく詰めて作業しておりますので、タッチの良さをご実感頂けるでしょう。

ご興味ありましたらぜひ。


文章:桃太郎




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ちょっとした修理 [修理・調整]

このところ、ちょっとした作業が続きました。

変色して切れてしまったフレンジコードの交換や、

9月7日 (6).jpg9月7日 (5).jpg


お客様宅ではなかなか作業しにくい部分の錆を落としたり、

9月7日 (4).jpg9月7日 (3).jpg


お客様から音が出ない鍵盤があるとお電話を頂いたので伺ったところ、センターピンが抜けていたので、適した固さと太さに調整し直したり。

9月7日 (2).jpg9月7日 (1).jpg


小さな箇所ですが、正常にいっていないと不具合を感じてくるものです。私も実家のピアノをそろそろ見直してあげないと…。h

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ピアノ修理の予算にいくらかけるか? [修理・調整]

最近、修理のご相談をよくいただきますので、ブログでも簡単にご紹介しようかと思います。

・引越しにあわせて
・ピアノを習い始めたので
・子どもや孫に譲ろうかと思って
・結婚したので
・久しぶりにピアノを再開したので

等々、修理のご相談を頂くタイミングは様々です。よくあるアップライトピアノの修理について、実際どんな感じの修理になることが多いのか?ざっくり分けますと、この3つではないでしょうか。

(1)予算をおさえたい、できれば10万円以内で!
(2)外装は気にしないが、調整は良好な、いい状態のピアノを弾きたい。
(3)新居に入れるので、外装もピカピカにしたい!


では、それぞれどのくらいの予算を考えたらよいのでしょうか?




(1)予算をおさえたい、できれば10万円以内で!
修理を考えている方の場合、調律を長年されていないケースが、悲しいかな、結構あります。10万円以内で、となりますと、優先したいのは、調律と調整。またヤマハのピアノですと、フレンジコードと呼ばれる部品が劣化していることが多いので、そちらの交換をしたいところです。予算重視で、とりあえず調律と調整だけ、調律とコード交換だけとなれば、もう少し安く5~7万でおさえることも可能ですが、ゆくゆくはもう少し手をかけた方がよいかもしれません。一回の修理にかける予算をおさえ、何年かかけて少しずつ、ピアノを良くしていくことをおすすめします。

8月21日コード交換.jpg

(2)外装は気にしないが、調整は良好な、いい状態のピアノを弾きたい。
何回かに分けるよりは、この際、内部修理・調整にしっかり手をかけて直したい、良い状態で使い始めたいという方はこちらに当てはまるかと思います。状態にもよりますが、10万円~15万円前後の予算が一つの目安になるのではないでしょうか。湿気で重くなってしまったタッチや、虫食いによってガタついてしまう軽すぎるタッチも、センターピンや鍵盤のブッシングクロスを交換することで、本来の弾きやすいタッチが蘇ります。重いタッチのピアノは特に、修理後の弾きやすさに感動するお客様が多いです。

8月21日鍵盤ブッシング.jpg

(3)新居に入れるので、外装もピカピカにしたい!
新築の家に、レトロ感たっぷりのピアノというと聞こえはいいですが、せっかくなら見た目にもきれいなピアノを置きたいというのは、共感できる方も多いのではないでしょうか。艶のなくなってしまったピアノや、日焼けしてしまった木目のピアノもきれいに直せるのでご安心ください。ご要望があれば、白いピアノへの塗り替えも対応できます。
艶出しのピアノは、磨きをかけるだけでもきれいに見えるので、とりあえず磨きだけというのもおすすめです。艶消しのピアノは、部分補修ができないため、全塗装が必要になりますが、その分とてもきれいになります。外装修理をするとペダルや蝶番もピカピカになるので、印象がずいぶん違います。磨きだけの場合は5万円程度、傷の補修を希望されたり全塗装が必要な場合は、10万円~15万円前後の予算を、(1)、(2)の内部修理に上乗せすることになります。

8月21日ペダル磨き.jpg

(補足)鍵盤のここ、きれいになりませんか?
外装の修理をされると気になる方も多いのが、この部分。木口(こぐち)といいますが、ピアノによっては黄色~茶色に変色してしまっていたり、反ってきてしまっていることもあります。極端でなければ、よっぽど使用するのに支障はないのですが、見た目のいいものではありません。こちらの交換は、2万円~2.5万円程度で貼り替えが可能です。
8月21日木口.jpg



いかがでしょう、思ったよりも安かった、高かった、予想していたくらいだった、様々でしょうか。ざっと書いてみましたが、お部屋のリフォームと同じで、現状をどれほどよくしたいのか、ご予算はどれくらいか、実際に見て話して、お客様に一人一人への御見積もりがお出しできます。あくまで、当社で修理した場合のよくある価格として、参考になればと思います。

・オーバーホールが必要と言われた
・40~50万円の修理が必要と言われたが、高額な修理は考えていなかった


など、修理に不安を抱えている、迷っている方は、ぜひお気軽にご相談ください。ピアノの状態とお客様のご要望に応じて、修理をご提案させて頂きます。h

※価格は2017年8月時点のものです。価格の見直しをする場合もありますので、その都度お問い合わせください。

※ピアノの状態によって、作業内容や料金には幅があります。価格はあくまで参考価格とお考えください。

名古屋ピアノ調律センター
〒468-0011愛知県名古屋市天白区平針四丁目2109番地
TEL 052-802-1155
メール info@nagoyapiano.com
http://www.nagoyapiano.com

名古屋ピアノ調律センター日進工房webサイト
https://www.nagoyapianoworks.com

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