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弾いてないけど調律って必要?? [調律]

時々頂戴しますご質問です。

「弾いてませんけど調律は必要ですか?」

はい、必要です。

14751281417740.jpg そもそもピアノの調律は何故必要か。

音が狂ってきたから___

弦楽器であります以上調律所謂音合わせというのは必要です。
が、先程のご質問のとおり、使ってないから不要では、また弾く時に依頼します。と、まあ確かに仰るとおりに聞こえますが、 ピアノの音の狂う・変化する原因のそもそもは気候変化にあります。

これはご使用の有無・頻度に関係なく気候、例えば湿度が10%も変化すれば状態は変わります。
温度も然りです。
当然気候変化というのはかなりの条件が整った環境下でなければまず避けられません。
気が付かないうちにピアノの状態は変化します。

調律が狂う←これはピアノの状態変化の一つにしか過ぎません。 
他にも鍵盤関係のメカニックの状態をはじめタッチ感や音質、各部品のサビやカビ、虫食い、部品の緩みなどなど。
変化するものを挙げればいくらでもあります。

また使う時になったら依頼しますという不確かな見通しですと、いざ本当に使うタイミングの際には大抵調律だけでは作業が終わらないケースになります。 ところどころ別途の調整や修理が必要になってしまうわけです。

もちろんご用命の際は調律というかたちにてご訪問いたしますが、やはりピアノ全体的を拝見し、気候変化を考慮した環境の状態、管理状態および管理方法をご提案させていただく事が必要かと思います。 
ご訪問し適切に対応させていただく事によって上記のような痛みがピアノに発生する事を防ぐ事が出来ます。

やはりピアノという物は財産であります。
大切に末永くお使い頂くためにも調律は必要なのです。

 

桃太郎 

 


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最近のお仕事 [調律]

DSC_0173.jpg 

わりと当社では扱いの多いオオハシピアノ。

このピアノを調整していたことがきっかけで、
当社顧問から昔話をいろいろと聞くことができました。
ほんのちょっとだけ書いてみますと
顧問はときどきオオハシピアノさんにお邪魔していたそうです。
それだけでも歴史を感じてしまいます。

その他にも

DSC_0058.jpg

DSC_0170.jpg

といったピアノのご依頼もいただきまして。

それぞれに味のあるピアノで
楽しく調律等させていただきました。

こうやっていろいろなピアノに触れることができるのも
調律師の醍醐味のひとつかと思います。

どんなピアノでもお気軽にご相談ください♪

-w- 


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調律師の体格 [調律]

ピアノには様々な大きさがあります。

横幅といいますか、88KEY並んでいます鍵盤のあたりは、そう大差ありませんが、アップライトピアノの高さやグランドピアノの奥行きなどは見るからに違います。
もちろん大きさに伴って、内部の様子も変わってきます。

特に内部構造の大きさの違いは我々調律師の作業性にも若干影響してきます。

14466894279690.jpg 写真はスタインウェイのフルコンサートD274のアクションを出し入れしているところです。

 作業をする上で、グランドピアノはアクションの出し入れが多く、アクションを引っ張り出しては作業台の上へ乗せて、また戻し~の繰り返し。

 これがなかなか重く、両腕を広げアクションを抱えて移動したりしますので、正直言って力の無い人には大変です。

特に写真のようにフルコンサイズになるとかなり大きくなりますので、大変さもアップします。 

ちなみに、本場ドイツでは、このフルコンアクションを抱えてそのままぐるっと半回転させます。 ドイツの方々は体格も大きいので楽々やってのけます。

 

ちなみに外国の調律師はアップライトピアノの調律も座ってやってたりもしますので。

私もスピネットタイプ(小型)のアップライトでは座ってやりますが、外国の方はU3サイズ(高さ131㎝)のアップライトも座ってやってますから どんだけ~と思います。

まあ、私の身長も四捨五入すれば数字上は外国人並みにはなりますから。

文:桃太郎 

 

 

 

 

 


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ピアノで実験シリーズ !!! 鳴らないはずの音が鳴る!? [調律]

さあ始まりましたっ!当社ブログ恒例の~っ!

「ピアノで実験シリーーーズ!!!」
今回は第一回目ですyo!

2015-05-27_16.04.20.jpg☆ 早速ピアノの前にて やってみませう。

①写真左手のピンクの矢印の位置。(小物が乗ってマス)
 とりあえずこの音を弾いて覚えてね。

②次に今の音を「鳴らさないようにそっと鍵盤を下して」そのままキープ。左手でおさえておきましょう!

③次に緑色の矢印一番左の音を鳴らしましょう!左手はおさえたままなので右手でならす!
(ここではドの音ですね。今鳴らないように押さえてるドの1オクターブ上ね) 
フォルテ位の音量で パンっとスタッカート気味に!

④あら!んまぁ!不思議! 
右手の鳴らしたドの音が、左手でおさえている鍵盤から鳴ってます!

⑤ためしにその上のの音もどうぞ!(秀逸なダジャレである)

⑥あらぁ~、これまたどうなってるの!?
ドをおさえてるのにソが鳴ってるじゃない。

⑦そんな感じでとりあえず緑の矢印の音を全部ならしてみましょう!

⑧さてさて、ちなみに オレンジ色のソの音、ここを鳴らすと・・・。
後は実感してみてください。

⑨というわけで、これは「倍音」と呼ばれる音を出す遊び(?)です。

⑩簡単に申し上げますと、一つの音(ここではドの音でした)の中に、別の音程の仲良しの音達も入ってて、聴こえにくいけど実は一緒に鳴ってるんだよ~。という事です。

⑪左手でおさえておいた鍵盤、この時は弦がダンパーから解放されています。(基本となる音「基音」・第1倍音)
そこへ1オクターブ上の音(第2倍音)や、そこから5度上の音(第3倍音)、 基音から2オクターブ上の音(第4倍音)などを鳴らす事で、基音の弦が共振し実験のような効果が得られるのです。
※倍音は今回のご説明以上に、上にまだまだ存在しますので各自お調べ下さい。

⑫ただし、倍音は実際には聴こえづらいのですが、ピアノはその音域の広さと膨大な量の弦がありますので、「あの特有のピアノの響き」が感じられるのです。つまり演奏・楽曲中において様々な音が互いに関係し合い共鳴し合っています。それこそまさにハーモニー。

⑬なお、この実験は「電子ピアノでは出来ません」 【重要】

14327103178310.jpg⑭最後にひとつ。

⑮写真で見て頂きたいのは、鍵盤から弦、そしてその弦の上に乗っている黒い部品。これがダンパーなのですが、

⑯このダンパーは普段は弦をおさえています

⑰鍵盤をおさえたり、ペダルを踏みますとこのダンパーが弦から離れて音が鳴る仕組み。

⑱しかしよくよく見ますと、最高音域の方はこのダンパーがあらへんがね。 

⑲手抜きではなく、これはわざと このようになっております。

⑳まず最高音域は、低音~中音域に比べますと、音の衰退が早いです。ダンパーいらない。

☆さらに他の音との共鳴音としても使えますので、この音域を常に解放しておく事によって、よりピアノの音色が華やかになるのです

●もしかすると、人によって 「最高音域はあまり弾かないし使わないよ~っ」って思われてる事もあるかもしれませんが、この音域がいい加減だと そのオクターブ下の音達の鳴り方にも影響してきます。

▼使う使わないでは無いのですね。

♪全ての音が緻密に関係しあって互いに絶妙なバランスで共存しているからこそピアノの音が生まれます。

◎調律師によって音が変わるっていうのは、この様な事でもあるからです。

 

文章:桃太郎 

 

尚、ご好評頂きました 「ピアノで実験シリーズ!!!」は今回を持ちまして終了とさせて頂きます。
桃太郎の次の作品に期待しましょう。

 

 

 

 


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調律師のカバン [調律]

写真 2.jpg

昨年の12月に工具カバンを買い換えてみました。

今までは、空港なんかででよく見かける少し小さめのキャリーケースに工具を入れて使っていました。もう少し容量が大きいと良いなあ・・とずっと思っていた所、写真のようなカバンを見つけ、購入しました。

このカバンとはこの先どれ位の付き合いになるのだろうか・・期待と一抹の不安を抱きつつ、楽しんでいます。

2枚目の写真は名古屋ピアノ調律センターのお店で販売されている「スタインウェイロゴ入りトートバック」です。

写真 1.jpg

私個人は楽譜や張弦用の工具などを入れて持ち歩いております。

職業によって道具は様々ですが、皆さんはどんなカバンをお持ちなんでしょうか・・R 

 


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