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ピアノ中の忘れ物 [ピアノのこと]

皆様、「墨壺」(すみつぼ)という物をご存知でしょうか。
大工道具のひとつで、墨汁で線を弾く道具です。

今から約140年ほど前の明治12年、奈良・東大寺南大門が修復された際に、梁の上でその大工道具「墨壺」が見つかったそうです。

この墨壺を巡っては、「単純に忘れ物なのか?いや、そんな大切な道具を忘れる筈はなく、当時の棟梁が自身の仕事に対しての誇りや証として置いてきた」などの説があります。

なかなか歴史ロマンを感じるものですね。

15387903630910.jpgさて調律に行った際にピアノの中から「道具」が出てくる事があります。

調律師といえば「チューニングハンマー」、あの大きい工具がピアノの中からボロッと出て来て「こっ、このハンマーは!あの伝説の調律師さんの・・・!!」な~んてロマンな事はありません。バッサリ


さて、写真は一例ですが、恐らく一番見かける道具。

「ウェッジ」という調律道具で、弦に挟んで使用する物です。

これをピアノの中、と言っても写真の様な位置に置いたままになっている事があります。(矢印参照)

作業をしていて「つい」忘れてきてしまいやすい物で、ドライバー系の大きい工具に比べ軽く小さい物ですし、調律の際に数個出して作業する事も多いので忘れる確率も高いかもですね。


先ほどの墨壺と違い、明らかに忘れ物のウェッジ。

自分自身も気を付けておりますが、常に工具箱の中の整理整頓と、作業の際に何を何個出したか等の確認を徹底するしかありません。

ちなみに拾ったウェッジは・・・大切に使わせて頂いております。


文章:桃太郎




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