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2018年12月 | 2019年01月 |- ブログトップ
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スタインウェイの保守点検(2) [スタインウェイピアノ]

さて、先日の続きでスタインウェイの保守点検について一部ご紹介していきます。

AA2CB5D6-7602-4396-90CE-B24E15163071.jpegこちらは鍵盤を全て外したところ。

「筬(オサ)」と呼びますが、この筬に鍵盤ピンなどが立ち並んでおります。

以前別のブログでもご紹介しましたが、この鍵盤ピンの状態がタッチ・音色にも影響しますので綺麗にしておきます。

同時にピンの前後傾きもチェックし、整然と並んでいるかをチェック。

もちろん清掃もしっかりと。

5C5FF5C3-D581-441F-96BC-C72FE56058BA.jpegこれは鍵盤の裏。

意外と鍵盤の裏の木部も汚れている事があります。別パーツである皮のカスの様な物が入り混んでベタベタしてますので綺麗に除去します。

鍵盤を取り付けたら、鍵盤のクロスの固さ(スティック)チェックをし、鍵盤の支点である穴(ホール)の固さも確認。

ホント色々やる事があるんですよ。

FA2D48DB-826F-4DDC-AB71-AF65B3BE2E49.jpegさて、ピアノ本体側もお掃除。

鍵盤+アクションがごっそり外れてます。

響板の上やフレームにもホコリがたまってきますので一気にお掃除。

鍵盤が乗っている台「棚板」も細かい隙間にゴミやホコリが入ります。

ついでに金属部品などで黒ずんだ所も綺麗に。

お掃除が完了したら本体の各種取付ネジなどの緩みも確認。キャスターも緩んでいる事があるんですよ。

25A0F77C-ADAA-4076-A1F1-2C45E94DB82B.jpegお掃除+調整の終えた鍵盤筬にアクションを取付けていきます。

スタインウェイのネジですが、古いタイプはマイナスネジなのに対し、現在はポジドライブという形状を使っています。

従って、使用するドライバーもポジタイプで作業します。


さて、次からは各打弦機構の調整に入りますが、ここまで来た時点で結構「音・タッチ」が変わってきてるんです。

こういう所が保守点検の楽しい所だったりします。


文:桃太郎




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スタインウェイの保守点検 (1) [スタインウェイピアノ]

ご存知のとおり、ピアノは定期的な調律が必要ですが、スタインウェイピアノはさらに細かい定期調整「保守点検」が必要です。今回はその作業の一部をご紹介します。

7AB1C543-9BB4-4B29-874F-EA05907DD2E8.jpegこちらはハンマーが弦に対し正確に当たっているかを確認しています。

グランドピアノは左側のペダル、シフトペダルを踏む事で弦に対しハンマーが右にシフトします。ハンマーと弦の位置が正確に合っていないとシフトをした時の位置・音色が合わなくなりますので非常に重要な調整です。

ちなみにスタインウェイは弦に対しハンマーが中心より若干右に位置しています。

61AA3636-42F5-4D6C-B628-809B9B453045.jpeg

これは弦に対しハンマーの位置を調整する方法で、ハンマーのフレンジ裏に紙を貼って調整します。

他にもハンマーの首(シャンク)に熱を加えて角度を修正する方法もあります。

88箇所全てが正確に弦に当たるように調整します

なお、フレンジ裏に貼る紙はスタインウェイ専用の紙で、貼り方も決まっています。

3AF329E3-3C3D-46CE-9B0C-17BD08D9AC52.jpegハンマーの位置が正確に決まりましたら、ハンマーが全ての弦を同時に叩いているかを確認します。

ハンマーを1本1本そっと弦に当て、ハンマーが同時に打弦出来ているかを確認します。当たりの悪いハンマーは削って修正します。

もちろん弦そのものの高さも確認しておく必要があります。

これらの作業で重要なのは調整前・調整後の「音」を必ず聞く事で、常に音の変化を聞きながら行います

なお調整の際に状態をよく覚えておく事も重要で、例えば今回の様な作業であれば「どのハンマーが、どの様な状態で、どの様に調整したか。結果どうなったか」をしっかりメモし覚えておきます。もちろん他の調整や調律にも言える事で、細かい情報を蓄積しておく事で各ホールや会場のピアノがどの様に変化するかを把握する事が出来ます。

これはご家庭のピアノ管理にも通ずる事で、調律に訪問する度にピアノの状態をプラスへ導いていく為には重要な事です。


長くなりましたので、続きは次回に。


文:桃太郎




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中古椅子のみの購入もOKです [お店について]

2脚目の椅子が欲しい、使っている椅子が壊れてしまったといった方へ、新品の椅子の販売もありますが、中古椅子の販売も行っております。もちろん、椅子だけの購入でもOKです[ぴかぴか(新しい)]価格は2,000円〜10,000円くらいまで、状態によって幅広くご用意しています。いくつかあげてみます。


1.181.jpg

販売価格2,000円〜

椅子の高さの上下調整を、写真中央のレバーで調整します。調整できる高さが段階的に決まっているタイプの椅子です。木目の猫足が可愛らしいですね。


1.183.jpg

販売価格5,000円〜

ハンドルを回して椅子の高さ調整をするタイプの椅子です。椅子によっては、ハンドルが片側にしか付いていない椅子もあります。黒、木目ともにご用意してあります。


1.184.jpg

販売価格7,000円〜

椅子の高さ調整のハンドルは、両側についています。多少の中古感はありますが、座面のへたりも少ないものが多く比較的状態のいいものが中心です。


1.186.jpg

販売価格10,000円〜

全体的に状態が良く、傷も少ない椅子が中心です。新品の半額かもう少し安いくらいの価格帯になります。皆様におすすめしやすいです。


今回はベンチ椅子を例にご紹介いたしましたが、店頭ではこの他にも、背付き椅子も含めたくさんご用意しています。中古商品になるため、基本的には店頭でご確認いただける方への販売とさせていただきます[あせあせ(飛び散る汗)]


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ピアノ移動・引っ越し予約お早めに [ピアノの管理]

新年を迎えて、1月も半ばになりました。いやぁ毎日寒いですねぇ。。。[雪]

さて、そろそろ年度末や新生活に向け色々な決め事や準備も出てくる段階。

そんな中、ピアノにおいてはこれから大変多くなるお問い合わせ、

それは「移動」です。

特に3月はお引越しも含めて運送・配送業者もかなり忙しくなります。

日程予約が取れないなんて事にならない様に早めにご連絡下さい!

という事で弊社でももちろんピアノ移動は受け付けておりますのでお気軽にご相談下さいね。


文:桃太郎

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鍵盤の下から音を変える方法 [修理・調整]

FE97E7EC-F90C-48F5-949B-05260EE958F4.jpeg早速ですが写真は鍵盤の下、と言うより普段鍵盤が収まっている土台の様な物で、写真の金属のピンを支点にシーソーの動きをしています。


この金属ピンが段々と汚れていく事があります。

上段写真のピンは、左右で磨く前後に分かれてますが、、、違いが分かりますでしょうか?

磨き後の方が、何となく艶やかに見え…ますよね?

コレ実際に触ってみますと、磨き前は明らかにツルッとしてなくベタついている事があります。

※基本的にピンは素手で触ってはダメです。錆びますので。

下段写真も鍵盤ピンですが、こちらの方が分かりやすいですよね。

左側の方がくすんでいます。


ちょっとした部品のちょっとした事かもしれませんが、これがタッチはもちろん、出せる音色に影響します。時に演奏者さんから音に対してご要望があった場合、このピンを磨く事で解決出来る事もあります。


文章:桃太郎




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