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スタインウェイピアノ ブログトップ
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スタインウェイの保守点検(2) [スタインウェイピアノ]

さて、先日の続きでスタインウェイの保守点検について一部ご紹介していきます。

AA2CB5D6-7602-4396-90CE-B24E15163071.jpegこちらは鍵盤を全て外したところ。

「筬(オサ)」と呼びますが、この筬に鍵盤ピンなどが立ち並んでおります。

以前別のブログでもご紹介しましたが、この鍵盤ピンの状態がタッチ・音色にも影響しますので綺麗にしておきます。

同時にピンの前後傾きもチェックし、整然と並んでいるかをチェック。

もちろん清掃もしっかりと。

5C5FF5C3-D581-441F-96BC-C72FE56058BA.jpegこれは鍵盤の裏。

意外と鍵盤の裏の木部も汚れている事があります。別パーツである皮のカスの様な物が入り混んでベタベタしてますので綺麗に除去します。

鍵盤を取り付けたら、鍵盤のクロスの固さ(スティック)チェックをし、鍵盤の支点である穴(ホール)の固さも確認。

ホント色々やる事があるんですよ。

FA2D48DB-826F-4DDC-AB71-AF65B3BE2E49.jpegさて、ピアノ本体側もお掃除。

鍵盤+アクションがごっそり外れてます。

響板の上やフレームにもホコリがたまってきますので一気にお掃除。

鍵盤が乗っている台「棚板」も細かい隙間にゴミやホコリが入ります。

ついでに金属部品などで黒ずんだ所も綺麗に。

お掃除が完了したら本体の各種取付ネジなどの緩みも確認。キャスターも緩んでいる事があるんですよ。

25A0F77C-ADAA-4076-A1F1-2C45E94DB82B.jpegお掃除+調整の終えた鍵盤筬にアクションを取付けていきます。

スタインウェイのネジですが、古いタイプはマイナスネジなのに対し、現在はポジドライブという形状を使っています。

従って、使用するドライバーもポジタイプで作業します。


さて、次からは各打弦機構の調整に入りますが、ここまで来た時点で結構「音・タッチ」が変わってきてるんです。

こういう所が保守点検の楽しい所だったりします。


文:桃太郎




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 共通テーマ:音楽

スタインウェイの保守点検 (1) [スタインウェイピアノ]

ご存知のとおり、ピアノは定期的な調律が必要ですが、スタインウェイピアノはさらに細かい定期調整「保守点検」が必要です。今回はその作業の一部をご紹介します。

7AB1C543-9BB4-4B29-874F-EA05907DD2E8.jpegこちらはハンマーが弦に対し正確に当たっているかを確認しています。

グランドピアノは左側のペダル、シフトペダルを踏む事で弦に対しハンマーが右にシフトします。ハンマーと弦の位置が正確に合っていないとシフトをした時の位置・音色が合わなくなりますので非常に重要な調整です。

ちなみにスタインウェイは弦に対しハンマーが中心より若干右に位置しています。

61AA3636-42F5-4D6C-B628-809B9B453045.jpeg

これは弦に対しハンマーの位置を調整する方法で、ハンマーのフレンジ裏に紙を貼って調整します。

他にもハンマーの首(シャンク)に熱を加えて角度を修正する方法もあります。

88箇所全てが正確に弦に当たるように調整します

なお、フレンジ裏に貼る紙はスタインウェイ専用の紙で、貼り方も決まっています。

3AF329E3-3C3D-46CE-9B0C-17BD08D9AC52.jpegハンマーの位置が正確に決まりましたら、ハンマーが全ての弦を同時に叩いているかを確認します。

ハンマーを1本1本そっと弦に当て、ハンマーが同時に打弦出来ているかを確認します。当たりの悪いハンマーは削って修正します。

もちろん弦そのものの高さも確認しておく必要があります。

これらの作業で重要なのは調整前・調整後の「音」を必ず聞く事で、常に音の変化を聞きながら行います

なお調整の際に状態をよく覚えておく事も重要で、例えば今回の様な作業であれば「どのハンマーが、どの様な状態で、どの様に調整したか。結果どうなったか」をしっかりメモし覚えておきます。もちろん他の調整や調律にも言える事で、細かい情報を蓄積しておく事で各ホールや会場のピアノがどの様に変化するかを把握する事が出来ます。

これはご家庭のピアノ管理にも通ずる事で、調律に訪問する度にピアノの状態をプラスへ導いていく為には重要な事です。


長くなりましたので、続きは次回に。


文:桃太郎




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スタインウェイ自動演奏ピアノ“SPIRIO”の魅力 [スタインウェイピアノ]

スピリオ1.JPG既に知っている方も多いかもしれません、スタインウェイが新たに開発したハイレゾリューションの自動演奏ピアノ“SPIRIO”
「スピリオ」と読みます。
自動演奏ピアノは今までにも様々なメーカーから出ていますので、同じような感じなのでは…とお思いではありませんか。
いいえ、従来の自動演奏ピアノとはまったく違うのです。
簡単に、SPIRIOの魅力をご紹介いたします!


①スタインウェイの響きであること
なんといってもスタインウェイの生音で自動で演奏されるところは最大の魅力といえます。スタインウェイはプロのピアニストや、ピアノ講師の方等専門的な人向け、と思われがちですがご自身が弾けなくてもピアノ自身が自動で音を奏でてくれますので、とても贅沢な気持ちでお楽しみいただけます。もちろん普通にスタインウェイピアノとして弾く事も可能です。

②ハイレゾリューションの最新技術
スタインウェイ・アーティストと呼ばれるピアニストの演奏を忠実に再現ができていますので、プロの演奏を生演奏で聴いているかの様な感覚でお聴きいただけます。
どの様な仕組みかと言いますと、実際にプロのアーティストがSPIRIO専用のスタジオで演奏したものをキャプチャリングの方法でハンマーの速度とペダルの深さを精密に測定したものが収録されています。曲の速度や間の取り方…アーティストの個性がそのままに表れる演奏ばかりです。

③曲の数が豊富
現時点で3000曲以上のコンテンツが揃っています。その中にはクラシックだけではなく、ジャズやポップス、アレンジ曲等様々なジャンルが収録されており、1ヶ月周期で40~50曲が無料で自動更新されいくのです。

また、動画付きのコンテンツもございます。今を代表とするアーティスト「ラン・ラン」や「ユジャ・ワン」、今は亡き名ピアニスト「ウラディミール・ホロヴィッツ」「グレン・グールド」の映像と共にピアノの生演奏を堪能することができます。目も耳も幸せな気分になります[ぴかぴか(新しい)]


④操作が簡単
操作はiPadを使って操作しますので、指先一つで簡単に操作が可能です。
なにも難しいことはございません。

…と長々と言葉で説明するより実際に見て頂くときっと感動すると思います!

弊社ではSPIRIOのイベントを月に何回か行っています。その際は実際に触ってお試しいただけますので見てみたい、触ってみたいと言う方は是非お越し下さい。
※予約制となっておりますのでこちらからお問合せください。


個人的にはグレン・グールドのゴルドベルグ変奏曲が感動的です。
亡くなった巨匠のタッチがそのままに、まるで天国から呼び寄せて弾いてくれているかのような感覚…。
ここまで再現できる最新技術は鳥肌ものだと思います。

…という、ピアノファンの心をくすぐる様な自動演奏ピアノ!…ですが、どこでも置いている訳ではなく、東海地区だと弊社でしか見れません。

最新の自動演奏ピアノを是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。



谷口


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12月のSPIRIO Special Hour 開催日程のお知らせ [スタインウェイピアノ]

SPIRIO画像 リサイズ.jpgお知らせが遅くなってしまいましたが、スタインウェイのハイレゾリューション自動演奏ピアノ“SPIRIO”をご体験頂けるご好評のイベント、SPIRIO Special Hourを、12月も開催いたします。

今月は、12/9(日)、12/23(日)両日ともAM11時より行います。時間は、45分ほどの予定です。

ご希望のお客様は、こちらの予約フォームより、ご予約の上、ご来場ください。お待ちしております。h


SPIRIOについての詳細はこちらのページをご覧ください。

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STEINWAY&SONS SPIRIO 近日入荷! [スタインウェイピアノ]


ついに当社に入荷します!イベントもありますので詳細はリンク先をご覧ください♪

ちなみにこのページのための写真撮影風景がこちら。

IMG_0071.jpg
社長、靴…さっきまで椅子に乗って写真撮ってたからですね…


さて、しばらく前になりますが技術研修に参加してきましたので、そこから見えてきたSPIRIOの素晴らしさを少しだけお伝えしたいと思います。

・アコースティックな会社が考えたアナログなデジタル
よくわからない日本語になってしまいました…。iPadを使用して、Bluetoothで接続して自動演奏をさせるSPIRIOですが、ピアノは何十年と使っていくことができますが、iPadやBluetoothは今後さらに進化していくわけです。まったく別の方式になるかもしれません。そう、昔の自動演奏ピアノがフロッピーディスクだったように。でも心配はいりません。最終的なピアノへの入力はとても簡潔で、たとえ全く別な方式になったとしても対応が可能になっています。さすがスタインウェイ。よく考えられています。

・アクションに余計なものがついていない
アクションてなんだろう?と思われるかと思いますが。いわゆるピアノの中身です。

DSC_1650.jpg
(SPIRIOの写真ではなくてすみません(^^;)
これまでの自動演奏ピアノだと、このアクションにセンサーのついた金属製のレールがついたりしていますが、SPIRIOのアクションには余計なレールは一切ついていません。調律師的には、調整のたびにそのレールを外す手間が省けるとか、雑音が起きる可能性が減るというメリットがあるのですが、もっと大きなメリットがあると思います。
それは、アクションそのものの重量や剛性(しなり)が自動演奏ではないスタインウェイと変わらないということ。つまり自動演奏では忠実な再現性へとつながり、また演奏するときにはスタインウェイの素晴らしいタッチがそのまま変わらずに楽しめるということです。
ではなぜ他社製品ではアクションにセンサーがついているのか?それは、ピアノ内部の動きをフィードバックしてさらに高精度な自動演奏を実現させるため。スタインウェイではそこを割り切って、調律師に委ねたのです。つまり、鍵盤を自動で動かすことは高精度で行われるのですが、それによって動かされるアクションの調整は調律師がきっちりと行いなさい、ということなのです。当然といえば当然ですね。コンサートで使われるピアノは調律師の確実な調整・調律があって初めて成り立つのですから。


どうでしょう、なんだかわくわくしてきませんか?

-w-


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